立岩陽一郎
著者のコラム一覧
立岩陽一郎ジャーナリスト

ジャーナリスト。1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て、2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。毎日放送「よんチャンTV」、フジテレビ「めざまし8」出演中。

非常事態を宣言するのは安倍政権に権限を委ねている市民だ

公開日: 更新日:

「戦争の最初の犠牲者は事実だった」とは、第1次世界大戦を評したアメリカの政治家の言葉でジャーナリズムで繰り返し使われる言葉だ。安倍政権新型コロナウイルスへの対策を見ていて、それを思い出した。

 クルーズ船への対応で、専門家の指摘を受けても乗客を下船させて対応することを拒否し続けた。船内で感染者と非感染者の接触を絶つのは困難だとの指摘を無視し、その結果が船内からの感染者の急増だった。それは有効な水際対策だったのか? その対策の検証はない。そして、中国、韓国からの入国制限。これも水際対策だという。この判断を評価する識者が多く、批判と言えば、「遅きに失した」というものだ。しかし、WHOは、「政治的な判断」でしかないとして、ウイルス対策には「なんの役にも立たない」と指摘している。韓国は反発し事実上の対抗策に踏み切る。国際的な協調が必要な時期に対立をあおる愚策だとは、韓国に指摘される話ではない。日本国内から指摘しないといけない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さまが結婚に一途なのはチャンスは二度とないと知っているから

  2. 2

    推定390億円とも…創価学会が太閤園を高く買い取ったワケ

  3. 3

    高級住宅街「成城学園前」が“昭和のお屋敷街”に衰退する日

  4. 4

    菅首相が米ファイザー直接交渉で赤っ恥 CEOとの対面が頓挫

  5. 5

    眞子さまは駆け落ち婚も覚悟?あえて危ない橋を渡る生き方

  6. 6

    解決金でも払拭されない?世論が懸念する小室家の嫁姑問題

  7. 7

    NiziUミイヒ出動でも爆発できず J.Y.Parkの手腕に疑問の声

  8. 8

    眞子さまとの結婚問題で小室圭さんは? 謝らない人の心理

  9. 9

    オリラジ中田も株で億万長者だが…金融庁投資推奨の危うさ

  10. 10

    大谷モテモテでメディア大騒ぎ 米国人気質が人気に追い風

もっと見る