溝口敦
著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

コロナ禍で暴力団のシノギも壊滅 上層部が今叫ぶべきは?

公開日: 更新日:

 稲川会が今月、傘下の組員たちに「特殊詐欺への関与は厳禁」とする文書を配った、と朝日新聞(5月14日夕刊)が報じた。

 文中には、特殊詐欺は落ち度のない高齢者を狙い撃ちする犯罪だとして、「個人的な生活資金を騙し取るもので有って、まことに卑劣」と書かれているという。

 前回のこのコラムで、暴力団組員から批判的な気持ちを込めて「暴力詐欺団」という新語が使われ始めたと伝えた。特殊詐欺はあまりに暴力団らしからぬ犯罪であり、「男」を意識する組員には受け入れがたいシノギだ、と。

 もちろん組の上層部は警戒している。系列組が特殊詐欺を手掛けて組員が逮捕され、裁判段階で「組長の使用者責任」を問われ、上層部が損害賠償を命じられてはかなわない。そのため、あらかじめ「特殊詐欺は組の事業ではない」とアピールしたいのだ、との読みである。

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