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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

米国のために憲法を無視する流れは朝鮮戦争から始まった

公開日: 更新日:
任期中に是非とも国民投票を実施したい(憲法改正を訴える会合に寄せられた安倍首相のビデオメッセージ、2017年)/(C)共同通信社

 安倍首相は来年9月までの自民党総裁任期中、憲法改正の是非を問う国民投票を実施したいと意欲を示している。

 日本国憲法は「国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」という条項を持っているが、いつから憲法軽視の風潮ができたのだろうか。私は… 

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