保阪正康
著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇 」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。

硫黄島では栗林忠道の指揮でゲリラ戦が決行されるも玉砕

公開日: 更新日:
栗林忠道は硫黄島の戦いの指揮を執り、1945年3月、同地で戦没した(C)共同通信社

 太平洋戦争の3年8カ月を5段階に分けて、第4期の「解体」の期間は絶望的な状況といってもよかった。勝利の可能性は全くなく、何のために戦っているのかという意味さえ不明な状況になった。軍事指導者たちはただ戦いを呼号するだけで、戦いの方向性などは見失っていた。そんな中で戦場に置かれた兵…

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