国民総のけぞりスカスカ菅演説 原稿棒読みまで継承のア然

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 菅氏の演説がいきなり、「今日の礎を築いてくれました安倍晋三総裁に対し、この場をお借りし、心からの敬意を表明するとともに、その卓越した指導力と判断力にあらためて最大限の賛辞を送らせていただきたい」と、“安倍マンセー”から始まったのには、国民ものけぞったのではないか。

■“何も変わらないから安心して”

 その後は「迎賓館を開放した」「全国のダムの事前放流をできるようにした」、さらには携帯料金、ふるさと納税、インバウンド、地価上昇などの“実績”をアピール。どれも不要な政策とは言わないが、総裁候補の所見演説にしてはチマチマし過ぎてやしないか。まったくビジョンが感じられない。

「安倍政治の継承しか言わないスカスカ演説でした。国民に向けて将来の展望を語るのではなく、党内向けに『何も変わらないから安心して』とアピールしたのです。これが総裁候補“本命”の演説なのか。あまりに後ろ向き、内向きの発想で悲しくなります。岸田氏にしても、立ち位置が中途半端で何がしたいのか分からない。安倍政治との決別を宣言し、国民目線で語る石破氏の演説が際立つのは当然です。官僚が用意した原稿ではなく、自分の言葉で国家観を語れる政治家に日本を任せたいと、3候補の演説を聞いた国民、自民党員は思ったのではないでしょうか」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

 菅政権では官僚原稿の棒読み、繰り返しが続くのだろう。野党や国民との対話を拒否した独断専行も含めて、安倍政治の継承ということだ。自民党員や国民は、本当にそれでいいのか。

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