ネトウヨ大喜び…「前原誠司」が検索ワードで急上昇したワケ
今さら驚くこともないが、この男は一体、何がしたくて国会議員になっているのか。8日朝、ヤフーのリアルタイム検索ワードで急上昇し、注目を集めた前原誠司元外相のことだ。
前原議員は同日付の産経新聞が一面で報じた<船長釈放「菅元首相が指示」>と題した記事に“登場”。国交相だった2010年9月、尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の領海内で発生した海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件で勾留中(公務執行妨害容疑)だった船長の扱いについて、当時の菅首相が「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」と暴露。さらに、その理由について「(菅氏が)11月に横浜市で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に(中国国家主席の)胡錦濤が来なくなる」と語った、などと明かしているのだ。
この記事に対し、ネトウヨは<よくぞ明かした前原><これまで言うだけ番長なんて言ってごめんなさい>などと大喜びで、検索ワードでは<前原誠司>が一時、トップになったほどだ。
前原議員といえば、民進党代表時代、東京都の小池百合子知事が主導した「希望の党」の結党話にまんまと乗せられ、揚げ句、小池知事と一緒に立憲民主党の枝野幸男代表ら旧民進党議員たちを次々と「排除」した人物。結局、このドタバタ劇によって野党勢力が分断されてしまったことが、安倍長期政権の一因になったと言っていいだろう。