澤章
著者のコラム一覧
澤章東京都環境公社前理事長

1958年、長崎生まれ。一橋大学経済学部卒、1986年、東京都庁入都。総務局人事部人事課長、知事本局計画調整部長、中央卸売市場次長、選挙管理委員会事務局長などを歴任。(公)東京都環境公社前理事長。3月に『築地と豊洲「市場移転問題」という名のブラックボックスを開封する』(都政新報社)を上梓。11月1日からYouTubチャンネル"都庁OB澤章"を始める。

<11>陽性者80人? 豊洲市場水産仲卸で大規模クラスターか

公開日: 更新日:

 東京・豊洲市場新型コロナウイルスの感染者が相次いでいることを受け、東京都は16日、主に市場業界団体「豊洲市場協会」の水産仲卸事業者を対象とした自主的なPCR検査(遺伝子検査)を始めると発表した。クラスター(感染者集団)が叫ばれる中、現在、豊洲市場などで判明している累計感染者数は76人。市場当局の元職員は新たなPCR検査の難しさについてこう語っていた。

築地市場の時代から、水産仲卸の人たちは厳格な衛生観念を持っているように思えませんでした。おそらく、新型コロナ対策として、手洗い、マスクの着用をお願いしても素直に従ってくれないでしょう。そういう状況なので、PCR検査を増やすほど陽性者が出てくる可能性はあると思います」

 実際、現場は保健所の指導に従って適切に対応している――となっているが、実態は真逆のようだ。例えば、陽性反応の結果に対して、「PCR検査の精度が悪いから」と難癖をつけたり、自分が濃厚接触者であることに納得がいかないと保健師に噛みついたり。現場の保健所職員が精神的に参っている、との話も聞いた。水産仲卸の現場では私も手を焼いたことがあり、保健所の現場の苦労は察するにあまりある。

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