著者のコラム一覧
大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【破片の威力】何かと話題のロシアの現代文学は「何でもあり」でキラキラと輝いている

公開日: 更新日:

 ロシア文学と聞いて思い浮かべる作家といえば、まずはドストエフスキー、それからツルゲーネフ、トルストイ、ゴーゴリ、チェーホフといったところが一般的ラインナップだろう。しかしこの人たちは、日本でいえば江戸時代から明治後半くらいにかけて活躍した作家だ。そのあとのソ連時代となると、とた… 

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