【岐阜】自民現職の圧勝ムード、野党分裂での注目は地元女子アナ
岐阜(改選数1)
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。
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【岐阜】
○○渡辺 猛之 54自現
丹野みどり 49国新
三尾 圭司 45共新
坂本 雅彦 50N新
3選を目指す自民現職に、野党の新人が挑む構図だ。野党共闘のため16、19年には候補者を取り下げた共産党も今回、独自候補を立て、野党が競合する。
「自民の渡辺氏は16年選挙では約50万票を獲得し、野党は約40万票でした。野党が一本化しても勝てなかった。今回も自民の圧勝ムードです」(地元紙記者)
野党の注目は国民民主の丹野。名古屋のテレビ局のアナウンサーとして活躍し、東海地方での知名度は抜群だ。
「主要駅での街頭演説、つじ立ちや商店街イベントなどを精力的にこなしています。顔と名前は一致しているので、有権者から写真や握手を求められますし、手応えは日々感じています」(丹野陣営関係者)
一方、国交副大臣の渡辺は万全の体制だ。
所属する茂木派の茂木会長を迎えた12日の「国政報告会」も、「コロナ禍でもコロナ前と変わらない数の支援者が集まっています」(関係者)。