「藤の湯」設定110度…定員6人にダブル熱源。10秒のロウリュでイタタタァ

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 JR常磐線三河島駅から歩いて7分ほど。1951年創業の「藤の湯」は今年2月のリニューアルでカジュアルな外観に生まれ変わっていました。券売機で入浴料550円+サウナ代600円+レンタルタオルセット代150円を購入すると、フロントで手首にサウナ用バンドを巻いてもらいます。「サウナは2時間制です」と2代目の加藤節子さん。

 シーリングファンが回る脱衣場で服を脱ぎ、浴場にお邪魔しま~す。天窓から光が差し込み、明るくてよかぁ。洗い場に用意されたボディーソープなどで汗を流したら、まず湯ですよねぇ。湯は井戸水を軟水化しているそうっス。

 浴槽は2つ。ひとつは広い湯船の高濃度浸透炭酸泉で39.5度。もうひとつは42度で、冷水枕付きジェットバスとシルキーバスに分かれていました。ジェットは「腰と尻、足裏」「背中、腰、足裏」に当たるコーナーが1床ずつ。シルキーバスの一角は最新の電子マッサージ槽の電気バスが設けられていて、エレキ恐怖症のボクでもへっちゃらなビリビリで、の~んびりできたぞ。体ポカポカ、肌トゥルトゥルになったところでサウナにGO。

 ビート板を手に入室すると、ほどよい湿度で穏やかな熱さがエエ気持ちやぁ。おやおや、設定110度の遠赤外線ガスストーブとオートロウリュヒーターのダブル熱源じゃん! 正面のベンチはヒノキ造りで上段ストレート、下段L字で定員6人。座面にフカフカマットが敷かれた上段へのどっこいしょは、熱闘の決意表明っス。

 静かに流れるピアノジャズを聴きながら集中すると、1分ほどで玉汗がじわっと流れてきて、い~い気持ち。タマランチ部長が会長に昇格すること間違いナシだな。

 そう思ったところ、突然、ヒーターがライティングされ、ブシャーと勢いよくロウリュが始まった。10秒ほどが1分置きに3回。狭い部屋には明らかなオーバースペックで一気に熱感が上昇。あの気持ちよさはどこへやら。2回目はバッチバチの激アツに顔がイテぇ。3回目は無慈悲なほどの“総攻撃”で、特にふくらはぎがやばいくらいに熱くてイタタタァ……。

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