著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

今度はマクドナルドでおもちゃ騒動…転売って悪いの?

公開日: 更新日:

 5月16日に始まったマクドナルドのハッピーセット「ちいかわ」と「マインクラフト」コラボが話題です。

 このコラボでは、あまりの人気で、おもちゃは3日で売り切れてしまいました。マクドナルド側では「1人4セットまで」「転売はやめてください」などと“転売ヤー”に対する注意喚起が行われたにもかかわらず、当日には、お店の前には行列ができ、フリマアプリでは転売品と思われるものが続出していました。

「転売ヤー」という言葉は、なんとなく悪いことをしているように思われがちですが、実は転売そのものは法律で禁止されていません。むしろ、「安く仕入れて高く売る」というのは商売の基本です。だからこそ、副業としての転売が広く行われているのも現実です。

 そのため、今回のようにハッピーセットのおもちゃを購入してそれを高く売ること自体は違法とまでは言えないでしょう。

 もっとも、違法となることもあります。例えば、無許可で転売を繰り返し、その行為が商売と言える場合には古物営業法違反の可能性があります。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点

  2. 2

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  3. 3

    英サッカー専門誌の韓国人元編集長に聞く「韓国から見た森保ジャパン」【東アジアE-1選手権連覇】

  4. 4

    “金星プレゼンター”横綱豊昇龍に必要な叔父の図太さ…朝青龍は巡業休んでサッカーしていた

  5. 5

    参院選で激戦の千葉選挙区で国民民主党“激ヤバ”女性議員を自民県連が刑事告発し泥仕合に

  1. 6

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  2. 7

    “トンデモ発言”連発の参政党が参院選終盤でメディア批判を展開する理由…さや候補も「マスコミはウソつき」

  3. 8

    参院選後に日本で始まる「国債売り」と金利上昇に市場ビクビク…トランプからは利上げ圧力の“二重苦”

  4. 9

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  5. 10

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か