旧安倍派「裏金問題」の参考人招致に下村博文氏が気力たっぷり!都議会自民党が戦々恐々のワケ
果たして、真相究明は進むのか。
自民党の裏金事件を巡り、衆院予算委員会が23日、旧安倍派幹部の下村博文元文科相の参考人招致を野党や公明党の賛成多数で議決。自民は反対したが、浪人中の下村は応じる意向で、27日に実施される見通しだ。
旧安倍派の裏金づくりを巡っては、2022年4月に政治資金パーティー券のノルマ超過分のキックバックが中止されたが、安倍元首相の死去後に再開を決定。元会計責任者(政治資金規正法違反で有罪判決)は捜査当局の聴取でキックバック再開を求めた幹部に下村氏の名を挙げ、衆院予算委の参考人招致でもにおわせていた。
衆院政治倫理審査会で関与を否定した下村氏は国会招致に応じ、その点を強調したいのだろう。心境を聞くと、気力に満ちた声でこう答えた。
「これだけの政治不信を巻き起こした原因は旧安倍派の不記載問題です。私は幹部として国民の皆さまにおわびし、説明責任を果たしたい。また、元会計責任者の方の発言は私の認識とは違うため、キチンと説明したいと考えています」