佐久間朱莉が全英女子OPへの足掛かり築く2勝目へ…通算11アンダーで首位キープ

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【ブリヂストンレディスオープン】第2日

 4月「KKT杯バンテリンレディス」で悲願の初優勝を飾ったプロ5年目の佐久間朱莉(22)がスコアを5つ伸ばし、通算11アンダーでルーキーの荒木優奈(19)とともに首位タイをキープ。ツアー2勝目が見えてきた。

 123試合目での初Vのときは、師匠のジャンボ尾崎に祝福されて感動していたが、早く大きな「報告」をしなければ「先輩」たちに置いていかれるばかりだ。

 ジャンボの弟子といえば、笹生優花(23)が全米女子オープンに2度勝ち、西郷真央(23)は4月のシェブロン選手権優勝と、メジャー覇者が2人もいる。今季は米下部ツアーに参戦している原英莉花(26)も国内最高峰の日本女子オープンで2度頂点に立っている。冠大会で1度や2度勝っても姉弟子らに追いつけない。

 29日開幕の全米女子OPの切符を逃した佐久間は、「(7月末の)全英を目指す」といった。

 初メジャーとなった昨年の全英は予選を突破して60位。今年は全英までに、あと2つ3つ勝って胸を張って現地に乗り込みたい。155センチと小柄なフェードヒッターがリンクス(今年はウェールズのロイヤルポースコールGC)で大暴れすれば、風が苦手で「全英」が大嫌いだった師匠も喜ぶのではないか。

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