著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

「午前九時三十分、孫文は静かに逝った」歴史は蒋介石、毛沢東、関東軍将校の時代へ

公開日: 更新日:
蒋介石(左)と毛沢東(C)共同通信社

 孫文は中国人の医師のもとで最期を迎えたいと、1925年2月にロックフェラー病院を出ている。3月に入ると意識が薄れ、12日には危篤状態になった。山田純三郎は宋慶齢に呼び出され、最期の場に立ち会って欲しいと言われた。日本人としてただ一人であった。このときの模様について、山田は手記を… 

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