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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

米山隆一は「移住強制」なんていってない。これは「お願い」だ

公開日: 更新日:

『(前略)今回の復興では、人口が減り、地震前から維持が困難になっていた集落では、復興ではなく移住を選択する事をきちんと組織的に行うべきだと思います。(後略)』(米山隆一衆議院議員・立憲民主党

 これは8日の米山の発言。米山はあたしの夫。この発言について、米山を普段から嫌いな人たちが「今いうことか」「そこに住む人のことを考えない棄民政策」「差別思想」などと一斉に叩き出した。いやはや、びっくりしたのが、リベラルといわれる人たちの言い掛かりの方が多かったこと。

 そりゃあね、リベラル文化人やインフルエンサーは、個人を尊ぶことをアピールしたいだろう。でもさ、ちゃんと自分でも調べて叩いてる?

 あたしも個人の尊重は大事なことだと思ってる。だからいう。

 過疎化された地域では、空家ばかりの中に居残ったお年寄りの世帯が数軒なんてことはよくある。なんとか堪えている麓の町もお年寄り世帯ばかりで、スーパーが撤退してしまい買い物にも困っているくらいなのだ。郵便やゴミもどうするか、いつも話し合われている。

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