岸田首相「国賓訪米」晩餐会にYOASOBI招待…大谷翔平ユニホーム土産案が消滅した一部始終

公開日: 更新日:

「岸田首相は今回の訪米を支持率回復のきっかけにしたいと考えてきた。その切り札のひとつがドジャースに移籍した大谷翔平選手でした。日米首脳会談の場で土産として大谷のユニホームをバイデン大統領に贈り、2人で大谷のユニホームを手にしているところを日米のカメラマンに撮影してもらう……。そんな計画が進行中だったのですが、水原元通訳の違法賭博事件でパー。大谷グッズを土産にする計画は白紙になりました。『大谷パワー』便乗をあてにしていた岸田首相は、想定外の事態に一時、落胆していました」

 こうした日本側の計画を米国側も聞かされていたのか、永田町では「水原事件で動いたのがFBIではなく内国歳入庁だったのは、岸田首相の国賓訪問を前に、大谷選手を傷つけないようホワイトハウスの意向が働いた」(官邸事情通)などという怪情報まで流れた。

 岸田首相の手土産といえば、昨年3月のウクライナ訪問でゼレンスキー大統領に「広島の必勝しゃもじ」を贈ったことを思い出す。侵略されている戦争当事国への土産としてどうなのか、とSNSなどで批判を浴びた。

 今回は「輪島塗」。能登地震の被災地に思いを馳せて欲しい、ということだろうが、被災地では支援遅れが指摘されている。「支援より政治利用」と批判されそうだ。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較