ドジャース大谷 自ら連れてきた通訳の賭博醜聞なのに「謝罪ひとつナシ」の深謀遠慮

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 本拠地開幕から2連勝と好スタートを切ったのが大谷翔平(29)のドジャースだ。

 日本時間31日の対カージナルス戦は先発の山本由伸(25)が5回を2安打無失点、5奪三振。リリーフ陣が崩れてルーキーのメジャー初勝利はお預けとなったものの、ベッツに4戦連続本塁打が飛び出すなど、随所に昨季まで11年連続でプレーオフに進出したチームの底力は見てとれた。

 そんなドジャースでいまだに引っ掛かるのが例の賭博スキャンダル。それも26日に行われた大谷の会見に、違和感を抱いた向きは多かったのではないか。

「来ていただいてありがとうございます」「僕も話したかったので、うれしく思います」「ご理解をしていただいたのはありがたい」

 大谷は冒頭から、謝罪ではなく「ありがとう」「うれしい」と感謝の言葉を連発したのだ。

「日本で会見があったとすれば、『お騒がせして申し訳ありません』というひと言からスタートしたかもしれません。開幕という大事な時期にチームとナインを騒動に巻き込んでしまったのは事実ですから」とは米紙コラムニストのビリー・デービス氏。

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