北朝鮮の“汚い北風”に韓国ブチ切れ!宣伝放送攻勢で一触即発まねいた9年前より事態は深刻

公開日: 更新日:

重大発表か

 コリア・レポート編集長の辺真一氏はこう言う。

「対抗措置の応酬で手段がエスカレートしています。順番が回ってきた格好の北朝鮮がどう出るか。9年前にも似たような状況が発生しました。韓国団体によるビラ散布に反発した北朝鮮が威嚇を強める中、軍事境界線にある非武装地帯(DMZ)で北朝鮮が仕掛けた地雷で韓国軍兵士2人が負傷。激高した韓国が昼夜を問わずに宣伝放送を展開したため、北朝鮮が拡声器を砲撃し、韓国がやり返す事態となりました。米国が当時の朴槿恵大統領を取りなしたこともあり、間もなく開かれた高官会談で軍事衝突は回避されましたが、15年との大きな違いは北朝鮮が核・ミサイル開発をかなり進めている点です。金正恩氏は前回は譲歩しましたが、今回は引かないのではないか。いずれにせよ、近日中に金正恩氏の実妹の金与正党副部長、あるいは朝鮮人民軍総参謀長、国防次官による重大発表があるとみています」

 尹錫悦も金正恩も好戦キャラ。最悪の組み合わせが最悪の結果を招かないことを祈るばかりだ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  2. 2

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  5. 5

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  3. 8

    「おこめ券」に続き“やってる感”丸出し…鈴木農相がひっそり進めるもう一つの肝いり政策

  4. 9

    自維政権に不協和音…定数削減、OTC類似薬めぐり焦りイラつく維新の無責任さを自民がチクリ

  5. 10

    維新議員による“身内”への公金支出が次々発覚の異常…「身を切る改革」はどうした!

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」