ジリ貧の馬場維新が立憲民主党に抱きつき延命画策…「野田佳彦新代表」爆誕に現実味

公開日: 更新日:

 国政第1党と第2党が新たな「顔」選びでガヤガヤする中、第3党の位置取りすら危うくなっている日本維新の会が策動している。

 ちょっと前まで自民党にゴマをすって「ゆ党」の本領を発揮していたのに、ここへきて散々こき下ろしてきた立憲民主党にすり寄り。推しは代表選(9月7日告示、23日投開票)への出馬に前のめりになっている野田佳彦元首相だ。

 手段を選ばない連中と、政権転落を招いた「昔の顔」のタッグ。世論をピリッとさせられるのか。

 維新は先週、政治改革をテーマにした勉強会に野田を講師として招聘。「連携の布石か」と関係者をザワつかせた。というのも、立憲に敵意ムキ出しの馬場伸幸代表がかねて「波長が合う」と秋波を送っていて、野田に対しては妙にエビス顔なのだ。

 勉強会終了後、野田は「野党第1党と第2党が対立していれば、ハッピーなのは自民党なんですよね。候補者をなるべく一本化した方がいい」とご満悦の様子。遠藤敬国対委員長も「野田さんは信頼のある胆力のある政治家だと感じた。純な気持ちが残っている方なので、立憲のリーダーとして頑張ってもらいたい」と持ち上げていた。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  2. 2

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 3

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  4. 4

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  5. 5

    「おこめ券」に続き“やってる感”丸出し…鈴木農相がひっそり進めるもう一つの肝いり政策

  1. 6

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  2. 7

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  3. 8

    維新が手にする血税は33億円…定数削減へチンピラまがいの圧力、税金原資にキャバクラ&ショーパブ代支出の疑い

  4. 9

    レーダー照射で日中対立激化…習近平指導部による「高市威圧」次のシグナル

  5. 10

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも