高市早苗氏の総裁選禁止行為に岸田首相が“追加対応”要請 激オコ「サナエ応援団」に共感が広がらないワケ

公開日: 更新日:

《ルールを守れ》《公正、公平な選挙を行え》《密室政治で決めるな》

 27日投開票の自民党総裁選を巡り、立候補している高市早苗経済安全保障担当相(63)を支持する党員とみられる「サナエ応援団」から怒りの声が上がっている。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

 高市氏は党選挙管理委員会で決めた「カネのかからない総裁選」の禁止事項に反し、全国の党員らに政策を訴えるリーフレットを送付していたことが発覚。逢沢一郎選挙管理委員長(70)から口頭で注意を受けているが、岸田文雄首相(67=党総裁)が17日、森山裕総務会長(79)らと党本部で会談し、逢沢氏にさらなる対応の検討を要請したのだ。

 高市氏は「(リーフレットの)ほとんどは(禁止前の)8月中に郵送作業を終えている」として「全く違反行為にはならない」と説明しているため、「サナエ応援団」は岸田首相の対応を一斉に批判。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド