著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

詐欺犯罪のグローバル化で、危険度が増している

公開日: 更新日:
ミャンマー国境に詐欺拠点。シュエココのビル群=2024年6月、タイ・メソトから撮影(C)共同通信社

 日本の特殊詐欺グループは朝から晩にかけ一室に閉じこもって被害者候補に電話をかけまくり、各種の詐欺をはたらく。電話をかける彼らはグループの中核といってよく、詐取額に応じて高給を支払われる。

 内と外で分ければ当然、内の人間であり、出し子や受け子、闇バイトの求人広告に応募した… 

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【連載】溝口敦の「斬り込み時評」

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