トランプ関税にはシャカリキ、庶民の暮らしは野放し…これが石破政権の正体なのだ

公開日: 更新日:

「大企業のための政治」は今に始まった話じゃない

大企業の「ご意向」を代弁(C)共同通信社

 赤沢大臣が訪米する際、企業は毎日損を出していると強調していたが、それを言うなら庶民の財布も同じだ。物価高の根本原因に手をつけず、減税にもビビる政権のガンジガラメ。

  ◇  ◇  ◇

 今度は何を迫られるのか。米国のトランプ政権の関税措置を巡り、2回目となる交渉に臨むため、訪米中の赤沢経済再生相。ワシントンに到着した際、「関税措置を見直してもらわないと、我が国経済に大変なダメージを与えつつある」「ウィンウィンの関係になるような合意に向けてできる限り前進をしたい」と意気込んでいたが、胸を張れる結果を出せるのか。

 4月中旬の1回目交渉では… 

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