参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?
ちなみに、英紙ガーディアンによれば、文化的マルクス主義とは〈極右や反ユダヤ思想に結び付けられる陰謀論を指す〉。旧統一教会系の政治団体「国際勝共連合」は「文化共産主義」と呼び、「伝統的な家庭を敵視し、個人だけを絶対視する思想」と批判している。
■政府「お答え困難」6連発の塩対応
多様性・公平性・包括性(DEI)の推進が文化的マルクス主義による「変革」だという陰謀論を前提に、神谷代表は7項目にわたって政府の見解を問いただした。うちひとつは、次の通りだ。
〈政府として、自由民主主義体制を守る観点から、共産主義思想やその文化的変種(文化的マルクス主義)による国家秩序の内側からの転覆に対して、啓発・教育・制度的監視を含む包括的対応を採る考えがあるか示されたい〉
質問された政府も「何だコレ」と困惑しきりだろう。7項目のうち6項目で〈お尋ねについてお答えすることは困難である〉と、木で鼻をくくる官僚答弁で応じた。
神谷サン、陰謀論に基づく質問はやめよう。ねっ。
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藤倉善郎氏による連載『参政党の原点「陰謀論」の最前線』では、参政党の躍進の軌跡とその背景を詳しく報じている。