維新「連立政権入り」の野望オジャン…石井章議員に秘書給与詐取の疑い、特捜部が事務所捜索で激震

公開日: 更新日:

 27日午前、東京・永田町の参院議員会館に東京地検特捜部の係官らが険しい表情で入っていった。行き先は12階にある日本維新の会の石井章参院議員(68)の事務所。公設秘書の給与を国から不正に受給した疑いが強まり、詐欺容疑で家宅捜索に踏み切った。

 国会法は各議員に政策秘書を含めた計3人の公設秘書の雇用を認め、給与は国の負担だ。特捜部の捜査で石井議員の公設秘書に勤務実態がない可能性が浮上。資金の流れを解明するため、強制捜査に乗り出したとみられる。

 石井氏は2009年衆院選で旧民主党から出馬し初当選。12年に落選後、16年参院選で当時のおおさか維新の会から比例で出馬し、国政に返り咲いた。現在2期目だ。

■“北関東のドン”として治外法権的扱い

「地元町議、市議を20年近く務め、国政に進出した、たたき上げ。若い頃は今でいう暴走族で『神無月』なるグループを結成し、有名だったそうです」(地元関係者)

 維新の地盤は関西中心。組織力の弱い「非関西」の活動を資金面で支える石井氏は異色の存在。「大阪の手が及ばず、北関東のドンとして治外法権的扱い。資金面で危なっかしい噂も多かった」とは、維新関係者の弁だ。

 2000年前後の数年間に勤務実態のない秘書の給与の詐取事件が相次ぎ、現職議員が次々と逮捕された。

 その後は立件されるケースは長年なかったが、昨年8月に自民所属だった広瀬めぐみ元参院議員が秘書給与詐取で在宅起訴(有罪確定)。「まだ、やっていたのか」と驚かされたら、ホンの1年で2人目の強制捜査。党勢衰退の維新には追い打ちで、さらなるイメージ悪化は必至だ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    沖縄自民に“下地ショック”の余波…注目の県知事選で古謝陣営が「進次郎の奇跡」待望も不発は必至

  2. 2

    極まる独善、鳥肌モノの女優仕草…高市早苗も「神宣言」していた! 福岡・金銭授受疑惑で激怒「名前を使わせない」

  3. 3

    絶対に負けられない沖縄県知事選 高市自民の意外な“秘密兵器”は今井絵理子

  4. 4

    高市の弁明、反論はもうたくさんだ 止まらない「円安・物価高・概算要求ショック」の三重苦

  5. 5

    高市内閣“小幅”改造の真の目的…首相は「挙党体制」を建前に党総裁選のライバル潰しに虎視眈々

  1. 6

    “乱舞”する真偽不明の閣僚名簿…高市首相が「鈴木貴子広報本部長」の入閣を狙うワケ

  2. 7

    手段を選ばない高市早苗 これで定数削減をやられたら民主主義はご臨終

  3. 8

    9.13沖縄県知事選で“与ゆ党”総力戦 「古謝リード」で深まる不信…ドン引き広げる「土下座支援」

  4. 9

    やはり名ばかりだったOTC類似薬保険除外の「配慮措置」…低所得者1770万人、患者の95%が排除される

  5. 10

    中道改革連合ついに分裂も”めげない”舞台裏で抱く意外な野望…野党再編は一旦、仕切り直し

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表16人の全進路が判明! プロ志望7人、早大&青学だけで計4人、社会人は2人

  2. 2

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  3. 3

    巨人“37歳大物トリオ”の来季はどうなる?「田中将大は楽天に帰すのでは」の見立てまで

  4. 4

    中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子高から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    小川晶市長の“ラブホ密会”はなぜ許されたのか? 《前橋の有権者の感覚疑うわ》との批判も

  2. 7

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  3. 8

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  4. 9

    WEST.重岡大毅の結婚にファンの怒りと落胆…“祝福されないアイドル”がやらかす「3つの誤算」

  5. 10

    高市内閣“小幅”改造の真の目的…首相は「挙党体制」を建前に党総裁選のライバル潰しに虎視眈々