維新「連立政権入り」の野望オジャン…石井章議員に秘書給与詐取の疑い、特捜部が事務所捜索で激震
悲願実現のためアノ手コノ手も…
藤田文武共同代表の就任後、維新の新体制は減税路線から方針転換。防衛増税を真っ先に掲げ、「(負担増を)逃げずにやる」(遠藤国対委員長)と、衆参ともに少数与党に転落した自公に議論を呼びかけた。大阪府知事の吉村洋文代表も小泉進次郎農相の大阪・関西万博の視察をアテンドし、蜜月ぶりを印象付けた。
そもそも、自民の森山裕幹事長や菅義偉副総裁とパイプを持つ遠藤氏の国対委員長再登板は連立入りシフト。秋波の裏には自公に恩を売り、悲願の大阪「副首都構想」を実現させる狙いがミエミエだが、その野望も今回の一件でオジャンだ。
「自民党内にも政策の近い維新との連立も視野に連携を模索すべきとの意見もあるが、党内は裏金事件が尾を引き、参院選大敗の要因を検証する総括報告書にも『政治とカネ』の影響を明記する方向です。不祥事続出の維新との連携はリスクでしかない」(自民関係者)
弱り目にたたり目の維新は、もはや党の存続すら危ういのではないか。
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