混迷する伊東市 学歴詐称市長「居座り」のモチベーション…不信任可決でもまだ“失職への通過点”
約85万円の報酬だけじゃない
田久保市長が居座る理由には「月額約85万円の市長報酬を手放すのが惜しいから」(地元関係者)との指摘もあるが、彼女なりの意地もありそうだ。
「彼女は5月の市長選で、市内のメガソーラー計画の白紙撤回と、前市長が進めた新図書館建設計画の中止を公約に掲げて初当選。学歴詐称問題は当選直後にバラまかれた、たった5行の怪文書<写真〉から始まった。本人は反対勢力にハメられたと思っているフシがあり、売られたケンカは買うタイプ。だから意固地になっているのです」(前出の地元政界関係者)
1日の定例議会初日の本会議では、百条委員会の出頭拒否、チラ見せ“卒業証書”の記録提出拒否、証言拒否、虚偽証言の4件の地方自治法違反での刑事告発も全会一致で議決される。どんな理由があるにせよ、田久保市長は往生際が悪すぎる。
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