無法者トランプにひたすら隷従 このタイミングで日米首脳会談の悪夢

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高市が掲げる「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」のみっともなさ

「ならず者」/(C)ロイター

 米国のベネズエラ攻撃にあえて、沈黙の高市政権。狙いは3月訪米のためで、この期に及んで同盟強化を高らかにうたうつもりだろう。

 理念なく、強者に媚び、中国を刺激し、軍拡成長戦略に邁進の高市は緊張歓迎なのだ。そんな政権に群がる維新、国民の翼賛体制はいつか来た道。

  ◇  ◇  ◇

 強大な武力を背景に他国に突然、軍事攻撃を仕掛け、さらに非難の声を上げる周辺国を威嚇。国連安全保障理事会では後付けの屁理屈を並べ立てて正当性を主張する。

 2022年2月にウクライナに軍事侵攻した際のロシア・プーチン大統領の姿勢だが、この時と今回、年明け早々にベネズエラに軍事介入し、同国のマドゥロ大統領夫妻を拘束、拉致した米国トランプ政権の姿は一体何が違うのだろうか。

 先の大戦の反省を経て近代民主主義国家が積み上げ、順守してきた国際法を犯し、主権国家の尊厳を踏みにじるという同じ蛮行にもかかわらず、「どこの国が行うのか」によって罪の重さや解釈が変わるのであれば、そこに「法の支配」と呼ぶ概念は存在しない。

 米国がこれまで北朝鮮やイランなどに対して侮蔑的な意味を込めて使用してきた「ならず者国家」や「悪の枢軸」といった言葉が仮に「制裁逃れの国」「国際法違反の国」と定義するのであれば、まさに今の米国そのものではないか。 

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