存在感薄い維新が悪あがき…主張する高齢者医療「原則3割負担」は現役世代に逆効果

公開日: 更新日:

■受診控え招く

「高齢者が負担増によって受診を控えると、重症化のリスクが高まります。特に糖尿病は網膜剥離や慢性腎不全につながる恐れがあり、血糖管理のための通院ペースを乱すわけにはいきません。1カ月1回の通院が3カ月に1回なんてことになれば、病状の深刻化を招き、透析や入院などの医療費増加につながる。その重荷が現役世代にのしかかるのです。要介護や寝たきりの高齢者が増え、年間10万人の介護離職もさらに増えかねません。長期的に見て現役世代の負担にはね返ってくるのです」

 維新も国民民主も「年齢によらない応能負担」を主張するが、すでに現役所得並みの高齢者は3割負担だ。

「生活のために働かざるを得ない高齢者が増えている中、重症化や寝たきり、要介護を減らすことが政府方針だったはず。元気に働いてもらうなら、医療にアクセスしやすい環境整備を優先すべきです」(本並省吾氏)

 しょせん維新は高市政権の日陰者。“改革”をうたうチンピラ政党に保険制度をいじられてはたまらない。

  ◇  ◇  ◇

 「聞く権利」の妨害がだめなら、「知る権利」の妨害はもっとだめですよね? 維新・吉村代表を日本中学生新聞が直撃。関連記事【もっと読む】は必読だ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  3. 3

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  4. 4

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  3. 8

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 9

    9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ