面従腹背ばかりの自民が狙うは高市首相の“自滅”か…野党ガン無視の審議強行で「国会破壊」真の思惑

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会期延長で「行き詰まる」

 法案の衆院通過から60日以内に参院で採決されない場合、否決とみなす「60日ルール」を使って、衆院の3分の2以上の賛成で再可決し成立させるわけだが、それをやったら「参院の存在意義の否定」。高市首相は、野党だけでなく参院自民をも敵に回すことになる。

 30日は自民の石井参院幹事長が会見で、「党首討論や予算委開催を政府に要請し、6日から正常化を目指す」と発言。高市出席で6日の開催が決まっている決算委員会に合わせた「良識の府」の意地か。

「決算委で高市首相は疑惑追及に苦しむだろう。自民党内では、消費税減税をめぐっても財源先送りに多数が反発。党内に高市首相の政権運営に対する不満が充満してきている」(自民党関係者)

 だったら、表で「高市おろし」でも何でもやったらいいのに、面従腹背の議員ばかりなのは、こんな思惑があるからだ。

「会期を延長すれば、高市首相は答弁に立たざるを得ないし、ますます矢面に立たされる。生煮えの法案に財源論なき減税ですからボロが出る。政権運営に行き詰まって自滅し、投げ出すことを期待しているのです」(前出の自民党関係者)

 だが、嘘をついてでもテッペンにのし上がってきた高市首相が、自ら権力を手放すことなんてあるのか。その前に、円安物価高、財政破綻で日本が終わる。

  ◇  ◇  ◇

 高市政権による恐るべき国会軽視については関連記事【もっと読む】『W杯を目眩ましに…高市政権が悪法連発、ドサクサ紛れで強行の悪辣で詳しく報じている。

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