国旗損壊罪は「違法立法」と憲法学者指摘も…高市政権「司法」に判断ブン投げの無責任

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 阿部議員は「個人の思想や信条を処罰するものではない」とも強調したが、その保証はない。先の参考人質疑で中央大法学部の橋本基弘教授(憲法)は「後出しじゃんけん的な解釈を許すような刑罰法規」と酷評。神戸大学大学院法学研究科の木下昌彦教授(憲法)も「本法案には2つの運命しかない」「最高裁で違憲無効とされるか、自由な言論の喪失の端緒になったと後世の歴史家に記述されるか」と痛烈に批判していた。

 専門家が「違憲の可能性アリ」と口を揃える悪法をどうやって運用するのか。法案成立後も揉めに揉めるに違いない。改めて杉尾議員に聞いた。

「採決を決める理事会の時、私から『憲法違反であり、立法事実も納得できない』という話をしたら、与党側は『じゃあ、最後は最高裁に決めてもらいましょう』と。専門家が違憲の可能性を指摘する法案を数の力で通しておきながら、最終的に司法判断に投げるとは、立法府としての矜持はないのでしょうか。いくら何でも酷いと言わざるを得ません」

 高市政権の無責任、居直り体質には辟易する。

  ◇  ◇  ◇

 高市政権が推し進める数々の問題法案については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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