混迷の「天王山」沖縄県知事選…自民系は内輪モメ、現職の玉城氏陣営も足並み乱れ黄信号の“泥仕合”

公開日: 更新日:

玉城氏の支援勢力「オール沖縄」が一枚岩になれていない

 策に溺れた感がある自民だが、どうも“怪情報”を流したフシもある。

「今月中旬に『自民党調査』と銘打たれた真偽不明の文書が永田町に流出。7月上旬時点で古謝さんは玉城さんに9ポイント差をつけられていたが、8月中旬に4ポイント差まで追い上げた、との趣旨が書かれていた。ただ、知名度抜群の現職知事にそう簡単に追いつけるわけはない。党はあえて善戦しているデータを流すことで、陣営を鼓舞する意図があったのではないか。まあ、このデータを信じている人はほとんどいませんがね」(地元関係者)

 一方の玉城陣営も“爆弾”を抱えている。国政野党を軸とする支援勢力「オール沖縄」が一枚岩になれていない。

 ポイントは10月25日投開票の那覇市長選だ。

「オール沖縄系の元市長の引退に伴い実施された4年前の選挙では、自公推薦の知念覚氏に対し、国政野党は対立候補を擁立。知念氏に敗れたものの、キチンとした選挙戦を展開できていた。ところが、今回は立憲など野党が2選を目指す知念氏に対立候補を立てられず、自公と共に相乗り推薦を決めた。めぼしいタマが不足し、擁立するほどのエネルギーもないわけです。これまで市長選では自民に対抗馬を立て、知事選と合わせた『セット戦術』を取ってきたのに、それが崩壊。玉城陣営は足並みの乱れが目立ちます」(県政関係者)

 優位とみられていた玉城氏にも黄信号。“泥仕合”の混迷レースはどちらに転ぶか分からない。

  ◇  ◇  ◇

 下地幹郎元衆院議員の突然の不出馬表明。ウラに自民との「密約」はあったのか?沖縄県知事選については関連記事【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元プリンセス プリンセス渡辺敦子さんは音楽ダンス学校の校長に 出身者には元乃木坂の白石麻衣も

  2. 2

    紅白出場が確実視されるM!LKは「ソロ活動」増量中 塩崎太智に続く期待のメンバーとその“鬼門”

  3. 3

    高知・土佐清水市の足摺海底館が解体へ…1年での取り壊しもある登録有形文化財の中途半端な文化的価値

  4. 4

    工藤公康さん 人生のターニングポイントは4回「高校進学で人生が変わった」

  5. 5

    簗農相の「更迭」に手間取る理由…与野党のどこの誰が反対しているのか

  1. 6

    簗農相続投で炎上止まらず、自民党内からも批判噴出…高市首相の「アンケート」が完全裏目に

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    timelesz会見で注目された篠塚大輝の成長 アンチも認めた“完璧な”振る舞い

  4. 9

    不振続く和久田麻由子「news LOG」 M!LK曽野舜太の出演は「毒まんじゅう」か「良薬」か

  5. 10

    一部メディアの「中日次期監督に権藤博待望論」に私本人が答えよう 87歳の今も体は元気だが…

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス