高市首相「参院のドン」斬り…自民党内で囁かれる「隠れたもうひとつの狙い」
旧安倍派の裏金事件で「離党勧告処分」を受け、2024年4月に離党した世耕氏は、党に反旗を翻し、衆院選に無所属で鞍替え出馬。2度の当選を経て、現在、衆院で自民会派に所属している。その世耕氏が今年5月、自民に復党願を提出し、党で可否が審議されているのだが、8月6日の党紀委員会では賛否が割れて結論が出ず、現状、宙に浮いた状態だ。
「世耕さんの復党を強硬に反対していたのが石井参院幹事長でした。会見などでも明確に『時期尚早だ』と難色を示してきた。石井さんの意向を受けてなのか、8月の党紀委では参院の委員が『まだ早いのでは』という態度だった。世耕さんは衆院鞍替えの前は参院幹事長として参院を牛耳っていた。それを苦々しく見ていたのが石井さんでした」(永田町関係者)
一方、高市首相は世耕氏と親密だ。落選中に世耕氏が理事長を務める近畿大学で教授の職を世話してもらったなど恩義もある。
「高市首相は、参院執行部を牽制する意味でも、参院に一定の影響力のある世耕さんの復党を望んでいると言われていた。石井さんを放逐したことで、復党させやすくなったのは間違いない」(前出の自民ベテラン)
やっぱり、唯我独尊の好き嫌い人事だ。
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