フーゾク嬢をオークション形式で「人身売買」…国内巨大売春スカウト組織の全貌

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 スカウトバックは女性の売り上げの15%ほどで、業務実態のない「バーチャルオフィス」宛てに現金をレターパックで郵送させていた。摘発のきっかけとなった大分県別府市のソープには、5年間で70人の女性を送り込み、スカウトバックとは別に1000万円の顧問料まで受け取っていた。

「性風俗店が直接、風俗嬢の募集広告を出しても応募があるかどうか分からず、店自体が摘発される危険性もある。店側からすると、プロフィルが手に入れば稼げるかどうか判断しやすく、簡単に人材を確保できます。借金などを抱え、多額の現金が欲しい女性にとっても遠方まで面接に行ったり、金額交渉の必要もない。女性が働けば働くほどスカウトバックが増えることから、スカウトはホストと組んで一人でも多くの女性を出稼ぎ風俗に沈めようとしている」(風俗店関係者)

 金もかからず、ボロい商売だが、そもそもスカウトそのものが、違法行為だ。違法スカウトマンも「闇バイト」と同じようにSNSで集められている。

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