崖っぷちドジャースに山本由伸がもたらす化学反応【ワールドシリーズ第6戦に先発へ】
                         ドジャースがガケっぷちに立たされた。
 ブルージェイズとの日本時間30日のワールドシリーズ(WS)第5戦は、怪物ルーキー右腕のイエサベージら計3投手の前に4安打で1得点。先発スネルは5失点と踏ん張れず、32年ぶりの世界一を目指すブ軍に王手を許した。
 球団史上初の連覇達成に後がなくなったド軍は1日の第6戦、敵地トロントでの先発マウンドを山本由伸(27)に託す。
 山本は15日のブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦、26日のWS第2戦と2試合連続完投勝利をマーク。延長十八回までもつれた2日後の第3戦では救援陣を使い切る緊急事態を受け、首脳陣に登板を直訴。中1日ながら、ブルペンで150キロ台半ばの直球を投げ込み、試合に備えた。フリーマンがサヨナラ本塁打を放ち、出番はなかったものの、チームの一大事に身をていする山本の男気は、ナインの心を打った。フリーマンは「(ブルペンで投げる姿を見て)この男を投げさせるわけにはいかないと思った」と話すなど、山本の姿勢が殊勲打につながったと明かした。
 チームリーダーであるベッツもこの日、「素晴らしい投手だということは分かっていたが、あんなに熱いマインドの持ち主だったとは……。あの姿勢こそがチームの象徴で、我々も(投手を)もり立てないと」と、山本を援護すると明かした。
                    

 
                             
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                