西日本最大級のストリップ劇場が摘発…背景にある過激ショーとインバウンドの“イケナイ関係”

公開日: 更新日:

「警察だ、動くな」

 捜査員が声を上げた瞬間、ステージ上の踊り子の女性器にはスポットライトが当てられ、こうこうと輝いていた。

 女性ダンサーに下半身を露出させ、観客に見せたとして、「西日本最大級」をうたう大阪市のストリップ劇場「天満東洋ショー」が摘発された。

 公然わいせつの疑いで19日、大阪府警曽根崎署に逮捕されたのは、経営者の田代勝也容疑者(66)と従業員6人、踊り子3人。同劇場は12年前の11月にも摘発を受け、踊り子ら10人がパクられている。

 19日午後8~10時ごろ、踊り子3人は観客約60人の前で衣装を脱ぎ、股を広げて女性器をあらわにし、デジタルカメラで撮影させていた。公演は1日4回開催され、1回当たり2時間20分で5人の踊り子が登場する。前半はダンスを披露し、後半になると、衣装を脱いだ踊り子が回転盆でベッドショーを行う。入場料金は4500円。ショーの間には「撮影タイム」が設けられ、踊り子とのツーショットか、踊り子自身をデジカメで撮影する特典が付く。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い