世界最強の闘犬を野放し、住民は恐怖…6代目山口組2次団体「司興業」組長の華麗な人脈

公開日: 更新日:

 3人が所属する司興業は1967年、6代目山口組の司忍組長が設立。3代目組長の森容疑者は司組長の側近中の側近と言われ、山口組直参のひとり。中京大応援団出身で、角界や芸能界に豊富な人脈を持つ。

 森容疑者は2010年、他人名義で契約した東京都内の賃貸マンションに住んでいたとして、詐欺の疑いで警視庁に逮捕されたが、当時は大相撲野球賭博騒動の渦中。角界と暴力団の関わりが次々明らかになり、関係解明が狙いではないかといわれていた。

■絶対に逆らってはいけない存在

 週刊文春は同年7月15日号で「逮捕された『山口組六代目側近』朝青龍『誕生会』に出席していた!」というタイトルで<なぜ、この“大物側近”の逮捕が、角界の面々を戦かしているのか。現在のところ警察の聴取に対して完全黙秘を貫いているという森容疑者だが、万が一にも彼が口を開けば、角界の闇が白日のもとにさらされかねないからだ>と報じ、芸能関係者の話としてこんな人物像を紹介していた。

<六代目体制になってから、森さんはヤクザと芸能界の窓口になっていました。名立たる芸能プロの社長らが挨拶に行っています。森さんはユスリ、タカリのようなことをする人ではないから、業界でも凄く評判のいい人物でしたが、同時に、絶対に逆らってはいけない存在なのです>

 若かりし頃の森容疑者はフランス人俳優ジャン・レノ似の風貌で人当たりも良かったそうだが、やはりタダの「愛犬家」ではなかった。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり