森保ジャパン26年W杯への急務は新戦力育成よりも「サブ組強化」と「CB陣発掘」
7月7日に開幕した東アジアE-1選手権の取材で韓国・龍仁(ヨンイン)滞在している。
日本は8日の初戦でホンコン・チャイナを6-1で下し、大会連覇に向けて好スタートを切った。
今大会はFIFA(国際サッカー連盟)の定める国際Aマッチデー(IMD)ではないため、海外クラブに所属する選手を招集する強制力はない。このため森保一監督はJリーグ勢による「国内組」で今大会に臨んだ。
事情はホスト国の韓国も同様。国内組にプラスしてオ・セフン(町田)らJリーグに所属する選手3人を加えての参戦となった。
中国メディアなどは「3軍チーム」と批判したが、その中国は初戦で韓国に1-3、そしてホンコン・チャイナは日本に1-6と大敗を喫した。
東アジアの上位国のレベル差が、拡大していることを証明する結果となってしまった。
日本に関して言えば、森保監督は初戦で代表初キャップ6人を起用。196センチの長身で最年少19歳のGKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾は、ハイボールやペナルティーエリアからの飛び出しに多少の不安を抱かせたものの、年齢と経験を考慮すれば仕方のないところだろう。