ドジャース大谷翔平“底なしの自信”は相変わらず…「あの神経は何なのか」元日本ハムGMも首を傾げた
球宴明けとも言われていた大谷翔平(31=ドジャース)の次回登板は、日本時間13日のジャイアンツ戦になった。
当初、先発予定だったシーハン(25)が大谷の後のロングリリーフに回ったのは、6連敗中のチーム事情に加えて大谷が「投げられる」と押し切ったからだろう。特派員のひとりがこういう。
「大谷の登板スケジュールは合議制で決まっている。フロント幹部や投打の首脳陣、トレーナー、執刀医、大谷本人と代理人らが話し合って結論を出す。大谷のバットが湿っている原因は疲労だろうと、当初、5回目の先発は球宴明けが濃厚だった。ところが、チームは2019年以来、約6年ぶりの6連敗中。2イニング以内ながら4試合で1点しか失っていない大谷の安定感を優先したのですよ。本人はもちろん問題ない、投げられると主張したに違いありません」
11日現在、ジャイアンツはナ・リーグ西地区2位。2カード連続勝ち越しで、6連敗中の首位・ドジャースとのゲーム差を5に縮めた。そもそもドジャースとジャイアンツは強烈なライバル関係にある。ともに1883年に創設、ワールドシリーズ制覇は8回ずつ、同地区で激しい覇権争いをしてきた歴史がある。ドジャースのベテラン・マンシー(34)は「僕にとってのライバルは1チームだけ。複数のチームをライバルにはしない」とジャイアンツだけがライバルだと話している。ロバーツ監督が前半戦最後となる対ジャイアンツ3連戦について「ビッグ・ウィークエンド」と言ったのは両チームの背景もあるからだ。