ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「尻拭い要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪
投手陣に故障者が続出したと思ったら、今度は野手だ。
左膝の骨挫傷で復帰は早くても8月後半になる見込みのマンシー(34)に加えて、自打球を左足に当てたテオスカー・ヘルナンデス(32)、右足小指を骨折したエドマン(30)が日本時間7日のアストロズ戦を欠場。ユーティリティープレーヤーのエンリケ・ヘルナンデス(33)も左肘を痛めていて打撃に影響があるという。
米メディアは「長期離脱のマンシーに代わる三塁手を獲得する」「不調の左翼手・コンフォートの代わりはだれ?」などと、ドジャースが同8月1日午前7時期限のトレードに向けて動き出すと報じているものの、ロバーツ監督は「補強するならおそらくブルペン」と話している。
「ドジャースが週に2回もブルペンデーにしているのは異常事態。1回ならまだしも、2回になるのは大谷翔平(31)をオープナーとしてリハビリ登板させているため。リリーフ陣の負担は増える一方です」とは現地特派員だ。7日現在、ドジャースのリリーフ陣はメジャー最多の400イニングに登板している。2位がマーリンズの361回3分の1イニングだから、飛び抜けた数字だ。
ロバーツ監督はABEMAの独占インタビュー企画で、今後の大谷の起用法に関してこう言っている。
「オールスターゲーム前に1回は登板すると思う。2~3イニングになるのではないか。オールスターゲーム後に球数を増やしていく。9月前に5イニングは投げない。我々はゆっくり進めている。しっかりした基礎が築けるように多くの時間をかけている。ショウヘイは我々のやり方を信じている。健康にプレーできるようにしなければいけない」