国民民主党が参院選東京でグズグズ…「都ファ104万票」争奪戦なのに小池知事応援いまだナシのなぜ?

公開日: 更新日:

 参院選は中盤戦から後半戦に突入し、全国最多の議席を争う東京選挙区(改選数6+補欠1)がヒートアップしている。自民党立憲民主党国民民主党が2人ずつ立てている。主要8政党の戦いに参政党などが割って入り、熾烈なバトルが繰り広げられる中、注目されているのが“女帝”小池百合子都知事の支持票の行方だ。

 前哨戦だった都議選では、小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の公認候補37人は、計104万票を獲得。参院選には候補者を立てないため、小池知事とイイ関係の自民、公明、国民民主が取り込みを図っている。

 これまでのところ、小池知事が最も手厚く支援しているのは自民だ。7日夜は五輪金メダリストとはいえ新人の鈴木大地前スポーツ庁長官の総決起大会に参加。「厳しい戦いを勝ち抜いて」とエールを送った。11日の夜は、自民現職の武見敬三前厚労相の演説に駆けつけた。

 公明党にも気を使う。新人の川村雄大氏のポスターには小池知事の顔写真も刷られ、「私も応援しています」というメッセージが躍る。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった

  2. 2

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  3. 3

    小泉進次郎農相がSNSで難クセ連発の理由…JA会長を名指しで晒し上げ連日大炎上

  4. 4

    兵庫は参院選でまた大混乱! 泉房穂氏が強いられる“ステルス戦”の背景にN党・立花氏らによる執拗な嫌がらせ

  5. 5

    参政党・神谷代表は早くも“ヒトラー思想”丸出し 参院選第一声で「高齢女性は子どもが産めない」

  1. 6

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  2. 7

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  3. 8

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  4. 9

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か