ベトナム人ガールズバー“発祥地”東京・湯島でまた摘発…仰天の売り上げと捕まった経営者の意外な羽振り
店は従業員と客のコミュニケーションを「売り」にしていた。SNSで求人し、留学資格で来日している日本語学校の学生を雇用。接待行為に関して2度、行政指導を受けていたが、従っていなかった。その理由についてグエン容疑者は「他のガールズバーも同じように接待営業しているから、厳しく取り締まられることはないと思っていた」と言いつつ、「いつかは摘発されると思っていた」と話しているという。
店はオープンからわずか約1年半で8500万円を売り上げていた。
「グエンは儲けた金のほとんどを借金返済やベトナムに住む母親への仕送りに充てていたそうです。それだけ稼ぎがあっても、決してハデな生活を送っていたわけではなかったようです」(前出の捜査事情通)
グエン容疑者は「技術・人文知識・国際業務」の在留資格で滞在。警視庁は今後、入管難民法違反や不法就労助長などの疑いで捜査を進める。借金を抱えたまま、母国に退去強制させられることになりそうだ。