巨人・内海に心配なCSファイナル“非情采配”の代償

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<「代えるんですか!?」>

 16日の、セ・リーグCSファイナルステージ第1戦に先発した巨人内海哲也(31)がわずか四回でマウンドを降ろされた。3安打2失点、自責は0だったので、テレビ解説をしていた山崎武司も、「代えるんですか?」と絶句していた。

 0―2の四回、巨人は1点を返し、なおも2死満塁で内海に打順が回ってきた。エースは当然のようにバットを持って打席へ向かおうとした。が、これを原監督が手で制し交代。「えっ」と驚いた様子の内海は、納得できないといった表情で戦況を見つめていた。

<大胆さがなくなる>

 そりゃそうだ。昨年まで2年連続で最多勝を獲得した意地もプライドもある。面白いはずはない。内海は「大事な初戦で四回で降板してしまい悔しい」と話したが、原監督は「回を追うごとに良くなってきていたけど、気持ち良く相手に終わらせたくなかった。攻撃をする。そっちを選択した」とこともなげに言った。

 試合は3―2で逆転勝利。村田を9番で使ったシーズン中の采配を「非情」だとむしろ絶賛する渡辺球団会長あたりは、エースに対する容赦ない扱いもまた、勝因のひとつと好意的に受け止めるのだろう。

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