井端は大減俸で退団、山本昌も…相次ぐ“落合査定” で中日ナインは凍える冬

公開日: 更新日:

「井端が大減俸を食らって退団した。これで誰も文句は言えないでしょ」

 中日のチーム関係者が暗い表情でこう言った。5日に始まった中日の契約更改。落合GMが就任後、初めての査定を行う今回は、スタート前に井端の大減俸、退団という大波乱が起こった。

 他選手にも厳しい“寒波”が吹き荒れた。この日は減額制限いっぱいでサインした選手が続出。小田は900万円減の2700万円。続く荒木も6800万円減の1億200万円。堂上剛ら中堅、若手も涙をのんだ。昨季を上回る36セーブを挙げた岩瀬は、現状維持の3億6000万円なら御の字だろう。

「これからも厳しい更改になるだろう」とは、某中日OBだ。

「井端以外にも、下交渉で減額制限を超える減俸を提示されている選手がいる。そのひとりが48歳の山本昌。今季は最近4年間で最多となる16試合に登板、5勝を挙げたものの、球団は6000万円から減額制限を超える33.3%のダウン提示。山本昌も当初は『やりすぎだろ!』と不満タラタラだったそうですが、本人が目標とする50歳までの現役続行が可能となる実質“2年契約”を提示されて一転、大減俸を受け入れたそうです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々