即戦力重視&ゴリ押しが一転…中日・落合GMの不気味な沈黙

公開日: 更新日:

 監督時代とはえらい違いである。中日の落合GMが挑んだ初のドラフト。注目の1位指名は、松井裕樹だった。

 谷繁兼任監督がクジで外し、外れ1位は何と高校生の鈴木翔太投手(聖隷クリストファー高=18)。落合GMは監督時代、大学、社会人の指名が多く、即戦力重視のドラフトを好んだ。オリックスが単独1位指名したJR東日本の吉田一将の指名もあるといわれたが、それとは真逆の高校生。谷繁監督は鈴木の指名について「将来性というところはチーム的に一致していた」と説明。落合GMも同意したという。

 しかも、前回監督時はドラフト直前に自らの希望選手を“ゴリ押し”したこともあった。08年はスカウトが大田泰示(東海大相模高)の1位指名を固めていたのを、ドラフト当日になって「野本でいく」と1位指名。騒動になった。

 が、今回のドラフトは平穏無事に終了。中田スカウト部長によれば、「GMからは『高卒3年目くらいで面白い選手はいないか?』と聞かれて、『(4位で指名した)阿知羅(JR東日本)というのがいる』と話したら、GMも名前を知っていた」と明かし、きちんと意見交換も行われたもよう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状