全柔連が国体改革へ本腰も東京五輪には強化間に合わず?

公開日: 更新日:

 当然、各都道府県によって選手のレベル差は歴然としており、30秒ともたずに勝敗が決するのは珍しくなかった。限られた選手しか出場できない少年、特に高校生の強化につながらない弊害があったのだ。

 会見した全柔連の近石康宏専務理事は「6年後(東京五輪)を見据えて、高校生を強化するためにも、国体の種別(成年、少年)参加制限の変更は必要」としたが、実施については「2年先かな」とトーンダウン。

 ロンドン五輪では男子が史上初の金メダルなし。東京五輪に向けた選手の強化、育成は急務だ。警察特権にメスを入れられないようでは、お家芸の復権など期待できない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動