中日・小笠原道大が振り返る「天国と地獄」の巨人時代

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――常に前を向いていたと。

「平常というか、普通でした。みんなが思っているほどはね。一日一日が充実しているというか、目的意識を持ってやっているので。一進一退もあるけれど、繰り返す中で少しずつ進んでいけたらと。まあ、試合ができたらよかったんだけど、なかなかうまくいかない部分があるので。そこは仕方ないと、割り切ってやっていましたから」

■「もうダメなんじゃないか」という声には…

――最後の3年間はチャンスが少なかった。「何で小笠原を使わないの?」という声もあった。

「それはね、打てないから仕方がない(笑い)。周りがいろいろと言うことがあっても、自分の責任として、しっかり受け止めていました。自分の中で違った形の感情が出てくるんであれば、違った方向に行ってしまうかもしれない。でも、そういうことはまず、なかった。だから平常という。まあ、いろんなことを考える3年間だった。財産ですね。みんながわかんないことを経験できたわけですから」

――正直、何でここまで成績が変わるのかと、不思議でした。

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