マー君も仰天…この先待ち受けるメジャーの“規格外”打者

公開日: 更新日:

 ヤンキース田中将大(25)が、両リーグトップタイの10勝目を挙げた11日のマリナーズ戦でのこと。完封目前の九回1死一塁からカノにライナーで左中間スタンドに放り込まれ、「あの打球で、あの低さで、左に打てる人は限られてる。あまり経験がない」と、試合後の本人は驚きを隠さなかった。

 日本時間13日現在、勝利数(10)と防御率(2.02)はア・リーグトップ。圧倒的な数字を残しているものの、メジャーには規格外の打者がまだまだいる。

 初対戦だったカノは昨年までヤンキースで中軸を打った目下ア・リーグの首位打者。一昨年の三冠王であるミゲル・カブレラ(タイガース)や、3年連続30本塁打をマークしているベルトレ(レンジャーズ)とはまだ対戦していない。

 田中がカノの打球に仰天したのは、いいコースにいいボールを投げているのに、とんでもない打球をスタンドに飛ばされたから。カブレラやベルトレにしてもカノ同様、ケタ外れの技とパワーを備えた打者だ。失投ではない球をスタンドにもっていけるのがメジャーでもトップクラスの選手だけに、彼らをどう抑えるかが今後、勝ち星を増やす上で大きなポイントになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?