劣勢で不可解采配…高すぎたザックの年俸「4年8億円」

公開日: 更新日:

■招聘したサッカー協会にも責任

 就任当初から、「試合中に劣勢になるとフリーズして思考停止になる傾向がある」と指摘されていたが、W杯本大会も同様だった。主軸選手を不慣れなポジションで使い回し、「日本人には空中戦における成功体験がない」と言い切りながら初戦、2戦目と試合終盤、CB吉田麻也にパワープレーをやらせた。

 メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏が言う。

「ギリシャ戦では交代3人枠を2人しか使わなかった。吉田のパワープレー、選手の配置など不可解な部分が多く、それがチームに悪影響を及ぼしたことが、グループリーグ敗退を呼び込んだといっていい」

 無能な指揮官を招聘(しょうへい)した日本サッカー協会にも問題があるが、年俸が4年8億円では割に合わない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動