劣勢で不可解采配…高すぎたザックの年俸「4年8億円」

公開日: 更新日:

 1-4の惨敗に終わったコロンビア戦前、チームの雰囲気は悪かった。そこでザッケローニ監督は21日(日本時間22日)、現地午後3時半から予定していた練習を、30分前に「休養日にする」とメディア陣にアナウンス。ザッケローニ監督がインタビューに応じ、「次の試合に良い状態で臨むため、選手のメンタル面を良好な状態にしたかった」とコメント。当日夜、ブラジルの名物肉料理シュラスコ専門店を貸し切って食事会を行った。

 13日間に3試合と短期決戦のW杯グループリーグ中に休養日を設けるなど、前代未聞。ところがザックの頭の中には、食事会が“いいクスリ”として刷り込まれていた。12年6月3日に埼玉スタジアムで行われた、W杯アジア最終予選オマーン戦前のことだ。

「当時代表選手は5月下旬からさいたま市内の定宿に泊まって事前合宿をやっていましたが、チーム状況が悪かったこともあって、代表の雰囲気がよどんでいた。そこでザックは、ホテル近くの焼き肉屋で食事会をやったのです。オマーン戦は日本代表が3-0で勝ったため、ザックはチーム状態が悪くなったら練習をオフにして食事会をやって切り替えれぱいいと、単純に考えてしまった。そういう指導者なんです」(スポーツ紙記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態