アギーレ監督ついに就任 サッカー日本代表再建への“本気度”

公開日: 更新日:

 前監督のザッケローニは、夫人をイタリアに残しての単身赴任だった。夫人も夫が単独で日本へ行くことに賛成していた。そのザックはすぐに日本文化に溶け込み、寿司やとんかつ、やきとりなどを好んで食べながら、住居は洗濯、清掃付きの外国人向けの都内の高級マンスリーマンション。母国から連れてきたコーチや日本人の通訳は、同じマンションの別の部屋に住んでいたものの、本人は1年のうちに何度もイタリアに帰国していただけに、一部では「まるで“腰掛け”ではないか」と、本気度を疑う声もあった。

 アギーレ監督は今後、生活拠点を現在のスペインではなく、東京に置く。住まいは東京の高級マンションの予定。仕事の相談役も兼ねる妻のシルビア・カリオンさんも一緒に生活するという。

「これまで日本代表を率いた外国人には、日本人女性と親密になり、プライベートをエンジョイした監督もいましたが、肝心の手腕はひどかった。アギーレも指導力は未知数ですが、夫人を伴い、日本に腰を据えて代表を一から立て直すというのですから、とりあえずは信用できそうです」(サッカー専門誌記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか